皆さん、こんにちは!
最近お花見巡りを楽しんでいる中古物件サイト【サガツク】の街レポーター・りょうです。

こちらの「知っておきたい街の豆情報」シリーズは、【グルメ】や【癒しスポット】、【イベント】など、暮らしを豊かにする都内の街のプチ情報を、台湾人の私なりの視点を交えて紹介していくものです。

引っ越しを視野に入れている人や、これから引っ越しを検討する人の一つの参考材料、そしてすでに住んでいる人がその町へ再認識するきっかけになれればとても幸せです🌝

さて、渋谷から出発!

桜新町を通るのは、「中央林間」と「渋谷」の間を走っている「東急田園都市線」。谷まで乗り換えなしでわずか9分で到着し、「三軒茶屋」や「二子玉川」など人気な駅も抱えているため、乗る人が多い人気の路線。

私が乗ったのは平日の午後にもかかわらず、車内が結構混んでおり、座ることろもありませんでした。通勤ラッシュはそれ以上の混み合いになる覚悟をする必要があると思いますが、使い勝手がいいというのは言うまでもありません。

駅には「西口」、「北口」、「南口」といった3つの出口があり、なぜか「東口」だけがない…と、気になってはいますが、とりあえず「長谷川町子記念館」を示す「西口」に向かって進みました。

そしたら出口を出たとたん、ピンクと白のお花が織りなす華麗な空間が目の前に広がり、うわぁ~となりました♡

ソメイヨシノはすでに咲き終わりましたが、
駅前通りの両脇に植えられている約100本の八重桜は、今週が見頃を迎えたのです。

こう改めて見ると、本当に絵本の世界に飛び込んできたように感じますね。
(サザエさんファミリーと桜は似合いすぎ!)

りょうの故郷・台湾にも桜がありますが、花びらが割と小さめで桃色に近い品種がほとんどで、都会より山奥や田舎のほうが多い印象でした。都会にいても気軽にお花見の出来る日本は、本当に羨ましい限りです。

それでも、日本の桜と言えば「ソメイヨシノ」の印象が先行しているからこそ、

このようにどっしりと咲く大きな桜が、
自分の中ではもう桜の定義を越えていて、初めて見た時はびっくりしました。

ざっくりと「八重桜」と呼ばれていますが、
「松月桜」や「関山桜」など細かい種類があるようです。

メインストリートは駅前通りと、それとT字で交わる「サザエさん通り」となっており、レンタルビデオショップ・スターバックス・スーパー・コンビニ・銀行…など、生活に役立つお店がずらりと立ち並んでいます。

それにもかかわらず、高層ビルが聳える都会の繁華街のイメージとかけ離れており、渋谷に近い割には、どちらかというと下町風情が感じられる落ち着いた街並みでした。

便利なのに気取らずにいられる」。
それこそ、桜新町の一番の魅力ポイントなのかもしれません。

話は戻りますが、桜並木は見た限り駅前通りに集まっており、お店の鮮やかな看板と相まって、さらに華やかさが増した気がしました。

通り自体は約1キロでそれほど長くなく、30分あれば一周できちゃいそうですが、桜が綺麗だったので、ついつい足を止めてしまい、進むのがとても遅かったです(汗)。

ガラス張りの薬局「ドラッグセイムス」に映り込む春色は、本当に美しかった♡
(ここだけでもう何枚撮ったことかWWW)

例年桜の見頃になると、飲食の露店をはじめ、体験ブースやゲームブースなど色々行われ、町全体が「さくらまつり」で盛り上がっていたそうですが、コロナになってからは開催がやむを得ず中止になったとのことです。

嬉しいことに、桜のライトアップはまだやっているようです。

ライトアップは八重桜の開花に合わせて、日没の18時半から23時まで、2週間行われます。これは外せませんね!

 

幻想的な夜桜は
メルヘンな雰囲気を醸し出す

 

昼間の桜ももちろん綺麗ですが、ライトアップされると雰囲気ががらりと変わり、同じ構図のはずだったのに、全く違うように見えてしまうのが不思議でした(いや、もはや別世界)。

目黒川などの名所であれば、夜桜見物の人でいっぱいで全くのんびりできませんが、ここはむしろ帰る途中の学生やサラリーマンのほうが多く、心ゆくまで写真を撮ったり夜桜を鑑賞することができました。

(みんな見慣れているためか、振り向くもせずサッサと去っていったのです(;^ω^))

見事に咲き誇る桜にただただ圧倒され、本当にいくら見ても飽きませんでした。

最近買い替えたばかりの超広角のiPhone12でなければ、その広く枝が伸びている桜は絶対画面に収まらなかったので、買ってよかったと、つい心の中でガッツポーズをしました(笑)。

自然好きの自分には、本当にたまらない空間でした。

レトロモダンな街路灯とのコラボもステキ♡

紫色のライトアップも神秘的で綺麗♡

スターバックスの窓側の席に座ると、夜桜がもう目の前に。毎晩来たくなっちゃいますね。

いかがでしたでしょうか?

 

昼の顔と夜の顔。どちらも息をのむほどの美しさを持つ桜新町の桜。年に一度しかない美景ですが、それをワクワク心待ちにするのも、暮らしの一つの楽しみなのではないかと思います。

まだ残りわずかですが、桜好きの皆さん、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

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