皆さん、こんにちは!さがつく町レポーターのりょうです。
前編に続き、ご自宅の近くにあったら嬉しすぎる紅葉スポットを、定番名所からちょっと穴場的なスポットまでご紹介させていただきます。寂しげな秋を最高な気分で過ごしたいと考えている方、ぜひ参考してみてくださいね(^O^)/
皆さん、こんにちは!さがつく町レポーターのりょうです。
前編に続き、ご自宅の近くにあったら嬉しすぎる紅葉スポットを、定番名所からちょっと穴場的なスポットまでご紹介させていただきます。寂しげな秋を最高な気分で過ごしたいと考えている方、ぜひ参考してみてくださいね(^O^)/
早稲田大学理工学部のキャンパスと隣接する「戸山公園」は、明治通りを挟み「箱根山地区」と「大久保地区」に分かれているゆったりとした公園です。
園内には児童コーナーに運動広場、ピクニックできる芝生広場に屋内プールを備えたスポーツセンター、そして夏場に嬉しいじゃぶじゃぶ池まであって、子どもから大人まで色々楽しめる憩いの場です(^^♪
特に「箱根山地区」は、森の中にいるような気分になる素敵なエリア✨昔ここは小石川後楽園と並ぶ天下随一と言われた回遊式庭園だったそうですが、その一部であった築山の「箱根山」に登り、当時の名園の姿に思いを馳せながら、新宿区の風景を望めるのも一興でしょう。
(都内最高峰とはいえ、標高44.6mしかないので、約3分でラクラクと登れちゃいます。「登頂証明書」ももらえますよ~♪)
私が訪れた12月上旬のとある日、「箱根山地区」の紅葉が見事に色変わりました。木漏れ日に透けた色鮮やかな紅葉、いくら見ても飽きませんでした。たまに紅一点のような紅葉樹が交ざっているのも趣があって、美しかったです。
駐車場がないため、電車のほうがアクセスしやすいと思います。
東側の箱根山地区に行くなら東京メトロ東西線「早稲田」駅(徒歩10分)か都営大江戸線「若松河田」駅(徒歩15分)、
西側の大久保地区に行くなら東京メトロ副都心線「西早稲田」駅(徒歩6分)、またはJR山手線「新大久保」駅・東京メトロ東西線「高田馬場」駅(それぞれ徒歩10分)を利用しましょう。
▲今回私は「西早稲田」駅から行きましたが、そのすぐそばの「新宿コズミック通り」も写真映えの穴場スポット。元々人通りが少ない静かな道なので、黄色に輝くイチョウで埋め尽くされる美景を思う存分に写真に収められちゃいますよ💛
東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」より徒歩20分と、ほかのところと比べて、駅からやや離れていますが、川に沿って造られた「岡本公園」も一目惚れさせられた穴場ポット。
(バス停「民家園」より徒歩1分で、無料駐車場もあるので、電車以外の交通手段を活用すれば、それほど不便は感じないかも)
雰囲気のいい竹林やザリガニなどが棲息している池、その上に架かった木と石で作られた橋は紅葉と相まって絵になります。公園自体は広くはなくすぐ一周できるものの、訪れると心が洗われます(*´▽`*)
野菜作りや小麦栽培など、江戸時代の農家の生活ぶりを再現する「岡本民家園」はすぐ隣にあって、紅葉を背景にした茅葺き屋根の古民家はまるで大河ドラマのワンシーンのよう✨
近くの「小坂緑地公園」や「静嘉堂文庫美術館」、「親水公園」にも紅葉する樹木が点在していて、人が割と少ないので、名所スポットの混雑ぶりが苦手で、ゆっくり散策しながら紅葉を鑑賞したい人にはおススメ。
人の手が加えられないままの自然を愉しみたいなら、緑深い林や湿地がある「自然教育園」をおススメ。※入園料:大人320円(子どもは無料)。
園内はとても広く、調べてみたら東京ドームの約4倍の広さを持っているそうです。道理で普通の公園や庭園にいるときと違って、ビルが全く目に入らなく、都会とは全く思えませんでした。JR山手線「目黒」駅より徒歩9分、東京メトロ南北線・都営三田線「白金台」駅より徒歩7分というド都心の立地なのに、すごいですね!
しかも、自然保護のため、同時に入園できるのは300人と制限されているようなので、紅葉のシーズン(11月下旬~12月中旬)になっても、秋の色に染まるイロハモミジやオオモミジ、ケヤキ、ムクノキをゆっくり見回ることができます。
▲林に響き渡る鳥の囀りに耳を澄ましながら、水辺に彩りを添える紅葉を眺めるのは、心を和ませるものです💛
▲そして入口あたりにこんなにも美しいイチョウの景色が!隣接する「東京都庭園美術館庭園」(入園料200円)も人気が高い紅葉スポットで、セットで訪れてはいかがでしょうか?
そして田園調布や二子玉川といったセレブの街に近いにもかかわらず、都内23区で唯一渓谷が見られる貴重な「等々力渓谷」も、自然が多い紅葉のスポットを語るには欠かせない名所。
東急大井町線「等々力」駅より徒歩わずか3分。駅にとても近いのに、都会の喧騒は全く感じない等々力渓谷は、11月下旬~12月中旬にはモミジ、ケヤキ、イチョウなどが真っ赤なゴルフ橋や清々しい水辺に彩りをもたらします。
特に渓谷内に鎮座する「等々力不動尊」の紅葉は必見。黄金色に輝くイチョウ並木の参道であれ、色とりどりの紅葉が組み合わさった渓谷の絶景が見渡せる木造の展望台であれ、本当にその空間にいるだけで幸せホルモンが体中に広がり、元気がいっぱいもらえちゃいます💛
東京都の紅葉人気ランキングで堂々と1位に輝いた「明治神宮外苑」のイチョウ並木は、一世を風靡したドラマ「Hero」をはじめ、よくドラマや映画に登場しているので、行ったことがなくても、一度は目に留まったことのある人が多いはず。
約300メートルの道の両側に立ち並ぶ約146本のイチョウ並木は、11月中旬に入ると色づき始め、12月上旬までだんだん黄金色に染まっていきます。その先にあるのは、「聖徳記念映画館」の立派な建物。夜の幻想的なライトアップも、黄色の絨毯が芸術的な落葉の頃も圧巻で、近所に住んでいたら1ヶ月ほど幸せな気分が続くこと間違いなし!
▲私が訪れたのは11月中旬で、まだ緑が多い時期でした。見事に半分緑で半分黄色のトンネルのほうがめったに見られない気がしたので、逆にちょっと得した気分になりました(^^♪
嬉しいことに、
東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目」駅より徒歩7分
東京メトロ銀座線「外苑前」駅より徒歩8分
都営大江戸線「国立競技場」駅より徒歩10分
JR中央総武線・中央線「信濃町」駅より徒歩9分、または「千駄ヶ谷」駅より徒歩14分
と、色んな駅からアクセスができるので、近所にいなくても気軽に行けちゃいます(^^♪
紅葉が綺麗なところは有名なほど、人が多くまったりできないのです。静かな空間でゆっくり紅葉を鑑賞したい人なら、前述の「岡本公園」の近くにある「旧小坂家住宅」を訪れましょう!
この和洋を融合した屋敷に住んでいたのは、昭和初期に衆議院議員などを務めた小坂順三という財政界の要人だったということで、個室の電話室や女中が住んだ部屋、そして各部屋につけられている女中を呼ぶ鈴など、初めて見た仕組み(?)が盛り込まれていて、とても興味深く見回っていました(^^♪
そして建物の前にある紅葉は、私が訪れた12月上旬には見事に深紅に色づき、陽の光に照らされるとさらに鮮やかに見えて、最高に綺麗でした!
▲紅葉と常緑樹を組み合わせた景色がガラスに映り、絵になります💛
特筆すべきなのは、天気がいい日に、特に冬の朝には、寝室に繋がるサンルームからくっきりと富士山が見えること。私のスマホでは米粒のような大きさでしか撮れなくて、お見せしてもしょうがないので共有は断念しますが(笑)、とても素敵なので、ぜひ自分の目でご覧になってみてくださいね(^^♪
▲住宅に繋がっている世田谷区立の公園「瀬田四丁目旧小坂緑地」にも素敵な紅葉が見られます。ここに雰囲気がいい竹林や画家の横山大観が戦火を逃れるため滞在していた茶室の跡地があって、散策にぴったりなスポットです。
だんだんだん~!!
最後に私の一押しとしてご紹介したいのは、境内の広さは「3」万「6」千坪、三仏堂各堂の丸柱が「36」本、上品堂と本堂の間が「36」間と、そこかしこに往生にちなんだ「36」という数字があてはめられており、いると心が落ち着く「九品仏浄真寺」というお寺です。
境内にお賽銭を入れると、人生で役立つアドバイス(?)をくださる「閻魔大王」や、文化遺産に登録されている彫刻が凝った「鐘楼」、お寺と同じく300年以上の年月を歩んできた都天然記念物の「イチョウ」の巨木など、とにかく様々な魅力が集結されています。
そうした立派な建物や趣ある石塔、大きな岩、木で作ったベンチ、参道の脇に立った可愛らしいお地蔵様を、11月下旬~12月上旬には彩りにあふれたカエデやイチョウが際立たせ、秋の風情を誘っています。紅葉が東京都内4位と言う人気の高さ、納得できますね!
(境内に猫ちゃんがいますが、昼寝したり紅葉の木の下で寛いだりする姿がほっこりしていて、思わず立ち留まって連写してしまいました♪)
▲お地蔵様と深紅、オレンジ、黄色、そして緑のコラボ、美しすぎてただただ圧倒されました!
▲癒し効果抜群のゆるキャラ「きゅっぽんくん」のぬいぐるみもいて、一緒に写真撮れますよー(^○^)
ラインのスタンプも販売していますが、あまりにも可愛かったので、ついポチっちゃいました(笑)
本当に大好きになったので、今年の初詣はここにしました(笑)紅葉は残り僅かでしたが、相変わらず居心地がよく、いいスタートを切った気がします(^O^)/
気になって早速訪れてみたい!と思う方、東急大井町線「九品仏」駅からだと、改札を出て間もなく参道の入り口で一番便利ですが、徒歩10分の東急大井町線・東横線「自由が丘」駅からも行きやすいですよ。
いかがでしょうか?
今回は見所満載で、紅葉の最盛期を見逃してしまっても、色々楽しめるスポットを14ご紹介させていただきました。紅葉が大好きで、せっかく引っ越しするならぜひ紅葉の近くに住みたい!と思っている方、実際に見回ってみて、自分に一番合うスポットを選ぶといいでしょう。
たとえ今すぐ引っ越しできなくても、いつか住めるように頑張りたい!という気持ちになって、仕事で奮発する効果があるかもしれませんので(笑)、ぜひ一度足を運んでみてくださいね~(^O^)/
※記事掲載時の情報です。
最新の情報をご確認の上、お訪ね下さい。
台湾人。日本に来て3年。
趣味は街歩き・映画やドラマ鑑賞・旅行など。
部屋の中はリフォームなどして自分の好みに寄せることができますが、
住む快適さと大いに関わる周りの環境は自分の好みで変えることができません。
やはり部屋探しの際に、住環境も一緒に考慮し、
相性の良いエリアを見つけることもとても大事ですよね。
この町散策のシリーズは、引っ越しが視野に入るお客様のご参考になれれば
とても嬉しく思っています。