最近、本当にお寒いですね~
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回はマンション暮らしを
時にはカッコよく
時には優しく
空間を演出する間接照明(正式名称=建築化照明)について
取り上げてみようと思います。
ご相談はこちら
ホテルやバーのような間接照明に憧れています。
マンションに採り入れる場合、どんな光の演出が出来るか知りたいです。
まずは間接照明(建築化照明)とは・・・
「光源を天井や壁などに組み込み、建築構造と一体化させた照明方式」と
調べると出てきます。
私はマンションのリノベーション時に必ずと言っていい程ご提案させて頂きます。
何故かというと、リノベーション時にやる事で料金的な負担はさほど無く
素敵な空間を演出出来るからです。
それと、
マンションという限られた空間に光を上手く採り入れる事で、
空間的な広がり効果が得られます。
特に玄関は来客にもサプライズ的なインパクトを与えられます。
(自邸も玄関に採り入れていますが、お客様をお迎えする時のリアクションを
いつも 楽しみにしています。(^。^)y-.。o○)
また、夜、光の演出を変える事で昼間とは違った空間を生み出す事が出来ます。
間接照明でご自宅の自慢出来る見せ場を作るのも楽しいですよ。
今回は
間接照明と気軽にできるフロアーランプをご紹介させて頂きます。
ではいざ、光の世界へ・・・・
◎まずは初心者にトライしてもらいたい、床にフロアーランプを置いて楽しもう♪
私が好んで通っていた日帰り温泉は古民家を移築したもので
廊下の床に和紙で出来たフロアーランプが所々に置かれていました。
優しい光が和紙を通して(低い位置に置く事で)
重心が低く落ち着いた空間を演出されていました。
イラストのイサムノグチの灯りはとても有名ですが、
和紙の優しい光と、何とも愛らしい形が
モダンな空間にもマッチして、
不思議な魅力を持ったベストセラーの明かりです。
(海外の方が日本のモノをジャパニーズモダンと神秘的に感じるようです)
建築化照明では無いですが、
明かりを楽しむ事からトライしてみてはいかがでしょうか?
◎ドレープカーテンをドラマチックな光で演出!
カーテンを美しくドラマチックに魅せるには最適な方法です。
カーテンボックスを作り直すのでしたら、是非採り入れてみて下さい。
カーテンのヒダがキレイな陰影を作り出し、
上から下へ光のシャワーが降りてくるようなドラマチックな光景は
布ならではの特性の成せる技かもしれません。
◎ベッドルームの灯り
ベッドルームは天井を向いて寝る為、
天井からモロに眼に入る天井照明はNG!
(天井に付ける場合は足元側に少しずらしてつけると良いです)
就寝前には優しい黄味がかった色合いの光が、脳の興奮を抑えてくれて
眠りに誘う明かりと言われています。
イラストは下からの光(アッパー)です。
◎エントランスに明かりを仕込む
玄関はゲストをお迎えするハレの場、下駄箱下にLEDを仕込み
床に反射させて浮遊感を演出!ゲストの驚く様子を楽しみます。
(さほど金額に影響せずに効果が得られる方法です。)
吊戸棚の下にはダウンライトを仕込む。
(LEDの直管でも良いのですが、そうすると直線的な光になります)
今回はスポット的に照らしたかったので、棚下用ダウンライトにしました。
欲しいイメージで光源や光の色も選べます。
◎TVボードの壁面をキリっとした光でカッコよく!
TVボードの壁面は個性が表現できる所でもあります。
一番長く居る部屋にもなるので、間接照明を入れる事で
ワンランク上のイメージになります。
更にワンランク上を目指す方は、凹凸のあるタイルやエコカラットなどで
壁面を装飾して間接照明を入れてあげると、陰影が出て素敵です♡
ホテルやバーみたいですね。
昼と夜のイメージを変えてくれる事から
夜のひと時をラグジュアリー気分で楽しみたい方におススメです。
イラストは更に浮遊感をプラス致しました。
◎既製品のライティングバーを使って楽しむ。
リノベーションをやらなくても間接照明効果と同じように楽しめるのが
バータイプの置く照明器具。TVの後ろに横にして置いたり
立てて置いたりして楽しめます♪
リノベーションをやる予定が無いけど、楽しみたい!
移動する可能性がある。
等の方は採り入れ易いのではないでしょうか?
光を上手に生活に採り入れ
毎日の生活に楽しみをプラス♡
さがつく設計士 齊藤でした~ See you~♡ヽ(^o^)丿~~
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