■広さの検証 その1(面積で考えてみる)
 2帖の広さを
・ウォークインクローゼットにした場合・・・
  入口の位置で収納量が変わります。
 
・扉収納にした場合・・・
  両側からの収納にしなければ
  空間を有効に使えません。

わかった事
 ウォークインクローゼットは通路が必要な為
 同じ面積を使う場合、通路を採る面積は減ってしまう。
 扉の場合、間口になってくる為全ての面積を一つの部屋から使う事は出来ない。

■広さの検証 その2 (形状で考えてみる)
 今度は形状で考えてみます。

・長方形のウォークインクローゼット
  入口の位置によってだいぶ収納量が変わってきます。
扉にすると
  両側から出せれば一番収納量は多いです。

・正方形のウォークインクローゼット
  ウォークインクローゼットにする場合、
  正方形はムダが多い という事が解りました。
収納面積だけで考えると
  グルっと周りを扉にして、残りの空間をウォークインクローゼットにする
  混合型が一番収納量が多い事がわかりました。
この場合、収納を中心にグルっと周り部屋を取らなければならない為
家の中心に配置しなければなりません。
ウォークインクローゼットならばそれも一つの案かもしれませんが
扉収納では実際には難しいでしょう。

➡わかった事
正方形のウォークインクローゼットはムダな空間が多い。

Aを立体的に見てみます。
ウォークインクローゼットは比較的奥行がアバウトでも通路で対応できる
  のでフレキシブルな収納という事がわかりますね。

わかった事
ウォークインクローゼットは比較的奥行がアバウトでも通路で対応できる
ので
フレキシブルな収納である。

奥行の検証 扉の場合

・押入の奥行90センチの場合

 扉収納をフルに使う為には
  モノの奥行を綿密に計画を立てないとムダな空間と使い勝手も悪くなってしまいます。
奥の棚のモノを取り出しやすくするにはキャスター付きの引出し収納にしましょう。

 

わかっった事
  扉収納をフルに使うにはモノの奥行計画を綿密にすることで
  空間を有効かつ使い勝手良く使える。

扉の間口と奥行の関係

 間口2間(二間=にけん 3640ミリ)の扉収納の収納間口の採り方を図にしてあります。
奥行を半分にして両間口から取ればその分、収納間口は増えます。(奥行910ミリの場合)

ここで奥行を300ミリ足して1200にすると倍の収納になります。
扉収納の場合いかに奥行計画が大事か
をわかって頂けると思います。

わかった事
 収納するモノの奥行で収納間口が変化する。

部屋の使い勝手と収納の関係

 同じ広さの部屋にウォークインクローゼットと扉収納を取った場合です。

ウォークインクローゼットの場合部屋に壁が出来
  TVボード等の家具の背面として利用する事が出来て使い勝手が良いです。
対して
扉収納を設けようとすると
間口分の利用になってきますので
  部屋は広く使えますが、収納量は減り、扉の前に家具は置けない為、
  家具の配置に苦労します。
  このように一長一短があるという事がお解り頂けたと思います。

わかった事
 以上の結果から
 ・部屋の広さや形状、隣の部屋の接続状況、部屋の使い勝手、家具の配置等
様々な面から考慮して
最適な収納方法を見つける事がベストである。

 今回はウォークインクローゼットと扉収納の特徴と収納量、使い勝手を検証してみました。

収納計画で迷っていらっしゃる方のご参考にして頂ければ幸いです。
 それではまたお会いしましょうSee you! (^_-)-☆

 さがつく 建築士 齊藤