皆様こんにちは!
間取り相談室の齊藤です。
皆さんはキッチンの形って、どうやって決めていますか?
実はすっごく迷うって人が殆どです。
それもそうですよね、キッチンって、毎日毎日ずーっと、使う
主婦にとっては、一番拘りたい所ですもの・・・♡
今回はそんな方々の、少しでも判断材料になれば嬉しい・・・と思います。
そんなお悩みご相談です。
キッチンの形に迷っています。
対面式かアイランドタイプのどちらかまで絞れましたが
使った経験が無いのでイメージが湧きません。
自分達に適しているのはどちらなのか?
実際のプラン上どんな事が考えられるのか?
お聞きしたいです。
最近のキッチンの人気ランキングは
1位が対面式
2位がアイランド だそうです。
そういえば、最新の物件の殆どのキッチンが対面式ですね。
でも、その対面式キッチンも配置のしかたで全く違ったプランに
なるってご存知でしたでしょうか?
今回は対面式キッチンの配置について検証してみたいと思います。
図をご覧ください。
2つのプランは同じ物件に同じフラット対面キッチンを
対面(ヨコ)配置した場合とタテ配置した場合で作成してみました。
言ってみれば
ヨコ配置もタテ配置も同じ広さの空間に収まるという訳ですが
動線が変わってきます。
対面(ヨコ)配置はとてもよく見かけるタイプ。
特徴としては、エリア分け出来る事。
それが下の図です。
ランドリーエリア キッチンエリア ダイニングエリア リビングエリアに
エリアが分かれています。
配膳もダイニングテーブルまで取りに行くなど、
動線が長くなってしまう点はデメリットですが、エリアが分かれているので、
メリハリがあり、落ち着いて食事が出来るなどはメリットとして挙げられます。
タテ型配置は最近流行りの配置です。
その理由としては・・・共働きが多いこと。
主婦の家事動線が短く、回遊(通り抜け)出来るプランに適しているからです。
例えば・・・
キッチンとダイニングテーブルが横繋がりになっているので
配膳も横移動すれば済んでしまう!(あー・・・なんて楽♡)
お子さんがダイニングテーブルでお勉強しているのを横移動すれば見てあげられる。
それと何より、キッチンが中心にあることで家族がいつも一緒にいられる♡
こちらのプランでは
仕事終わりに買物をして帰ってきた時の動線は・・・
洗面で手を洗い、汚れ物を脱いで洗濯機へ、
キッチンを通る途中に食材を冷蔵庫へ、そしてキッチンスタンバイOK!
食事の支度をしながら、洗濯機~乾燥を回し、終わったら
ハンガーに掛けて又は下着を引出しに収納し終了!
ランドリールームからキッチンへ通り抜け出来る為、
調理の合間のちょこっと時間に往き来出来る
まさに共働き主婦にとって時短で、理想的な家事動線と言えます❣
ただ、全ての人に良い訳では無く
「食事が落ち着かなくて嫌だわ」という方もいらっしゃる。
そういった方は、エリア分けされている対面配置が合っていますね。
他には・・・
カウンター天板はフラットタイプは両面から使えますが
天板高さ85センチに合わせる為、座面高さの高いスツールが必要。
天板が丸見えが嫌という方は、
カウンター部分を天板より一段下げて
ダイニングテーブルと同じ高さにして手元を見えない位壁を立ち上げれば、
OKです。(その仕様はバックナンバー#4をご覧ください)
ご自分のライフスタイルによって、色々選べる。
リノベーションって楽しいですね。
では今回はここらへんで~(^▽^)/
ちょっとの疑問、プロに聞いてみたい。
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さがつく設計士 齊藤