さがつくコーディネーター
建築士の齊藤です。
今回はマンションのリノベーションを考えている方にお得な情報です。
現在、国の補助事業として「こどもみらい支援金」というものを行っています。
この名前を聞いて
私は子供がいないから、関係ないわ・・・( 一一)
と思われる方、チョッと待って下さい( ;∀;)
実は(リフォームにおいて)子供がいなくても
独身でも年齢がいってても関係なく補助金はもらえます。(?_?)
えーーっ!(@_@)じゃあ何で「こどもみらい支援金」って言うの?
っていう疑問が湧いてきますよね。
こう考えて下さい。
「カーボンニュートラル(大きく端折っていうと….温室効果ガスの排出ゼロにする)
の問題解決の実現と省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る」(国交省のHP)
また、難しい事言ってますね
要するに~~~ 超簡単に言うと、(#^.^#)
こどものみらいの為に温室効果ガスをゼロに近づける為の事業です。
といえばうなずけるかもしれませんね。
その為に断熱向上リノベをして電気代を減らし、温室効果ガスを削減しましょう~!
という訳です。
ついでに電気代が掛からない設備も補助しますのでこの機会に!という訳です。
条件としては、二つ
①令和3年11月26日以降に工事請負契約を締結したもの
②別途定める事業者登録を行った後に工事着手するもの
要するに中古物件を買ってリフォームしようとする方には期限内に予算がなくなるまでは
条件に当てはまればもれなく貰えますよ。という支援事業です。(^O^)/
断熱性能向上するリフォームに関して、下記の補助金が出ます。
●必須項目が
①開口部の断熱改修・・・ 内窓設置で大きさによりmax21000円/1箇所につき
他にもドアの交換、ガラス交換なども大きさに応じて金額設定有り
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
現在問題となっていて、私たちの生活に直結してくるのが
電気代ですよね?
断熱等性能向上改修を施工する事でどんないい事があるか?を説明しますね。
補助金をもらう為には①~③のいずれかの工事は必須です。
①開口部の断熱改修
サッシの内側にもう一つサッシ(内窓)を設置する。(ガラスを変更なども有り)
例えば、冷暖房をした時に一番のネックは窓から逃げる熱です。
熱が逃げる=せっかく温めた部屋が直ぐに冷めてしまい、
暖房を可動し続けなくてはならない➡電気代がずっとかかってしまう
➡内窓設置
➡熱が逃げない=暖房(冷房)の電気代がかからない。=お財布に優しい
結露の発生を防ぎ、カビなどの室内空気汚染を防ぐ。
電気代がかからない上に、結露がないので健康に過ごせる=病院代が掛からない=お財布に優しい
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
マンションは外壁に面する壁に断熱材を入れる(外壁に面する壁は外気を受けて冷えやすい為、そのままでは熱が奪われる為)
➡断熱材を入れる
➡断熱性能が向上する=熱が逃げない=暖房(冷房)が冷めずらい=お財布に優しい
=暖房(冷房)を止めても室温が下がらない=電気代がかからない=お財布に優しい
結露の発生を防ぎ、カビなどの室内空気汚染を防ぐ。
電気代がかからない上に、結露がないので健康に過ごせる=病院代が掛からない=お財布に優しい
★健康に過ごせる
※結露によるカビが原因で喘息になっているケースも少なくない。
※ヒートショック解消 断熱性向上する事で家全体が暖かくなり、健康寿命も延びる。
③エコ住宅設備の設置
省エネ設備を設置する
➡消費電力を減らす=省エネ=電気代の節約=お財布に優しい
例えば節水型トイレ/台17.000円~1.000円 高断熱浴槽は24.000円/戸 高効率給湯器24.000円/戸 節湯水栓 5.000円/台
●任意で貰える項目が
④子育て対応改修
⑤バリアフリー改修
⑥空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑦耐震改修 150.000円
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入7.000円貰えます。
※資料及び写真は国土交通省HPより
上記は項目ごとのに金額が決まっていて
積み重ねの合計の上限が下記です。
個々の詳細金額はコチラ
こどもみらい住宅支援事業について (mlit.go.jp)
上記①~③の工事がいずれか必須で
所有者が工事をするリフォームに対して
上限30万円
安心R住宅なら
上限45万円
申請時子供がいる世帯は
上限60万円
貰える嬉しい補助金制度です。
こどもを育てるのに応援してくれる支援金との解釈でゆくと
共働き家庭の子育て環境をより良いものにしてくれる
子育て対応改修は上記写真に出ているように、
ビルトイン食洗器や浴室乾燥機、キッチン対面コンロ
掃除しやすいレンジフード、宅配ボックス 等 子育て中の方はもちろん、
そうでない方もあったらいいなぁ~ と思われる設備ばかりですよね♪ヽ(^o^)丿
そうでない方も大丈夫です!