所在するのは築53年(2022年現在)のマンションで、結構築年数が経っています。
管理はわりとしっかりしているほうで、共用部などは古びた感じがなく、清潔感のある状態で保たれています。
とはいえ、竣工当時最先端であろう内装は今になると、やはり「昭和の雰囲気」がぷんぷんしちゃいます。

それがおよそ2か月半のリノベーションを経ると…

リノベーションされたら、ここまで変わるんだって、
内覧会に足を運んでくださった方々も、驚きが隠せない様子。

「すごい!」
「結構立派になりましたね!」と連呼する声が。

リノベーションはりょうに言わせてみれば、「魔法」のようなもので、「センス」だけで勝負するのではなく、「想像力」もとても大事。

現状に止まらずとらわれず、大胆に想像し破壊してから、新しいものを生み出す。その過程で「自分らしさとは何か」を何度か自分に問いかけることで、自分の性格や好み、ライフスタイルもどんどん見えてきて、「自分を再認識する」いい機会でもある

その間は悩みに悩んで、疲れ切るのかもしれませんが、それなりに完成した時の達成感がとても大きく、住居への愛着も完成したものを購入するだけよりはるかにあるはず。

今回の施主様はまさにそうでした。一人暮らしが快適にできるような間取りにし、部屋を大きく変身させたのです。

さて、何が変わったでしょうか?
間違い探しのような気分で見つけてみると楽しいかもしれませんよ♪

 

リノベーションする際に、管理規約や構造上の制限で変えられない部分がありますが、このマンションの場合は、キッチンやお風呂など水回りの部分以外は変えられるので、割と自由です。

というわけで、玄関スペースを拡大させたり(というか、廊下の壁全体を左に移した)、和室だったサービスルームを寝室兼ワークスペースを備えたウォーキングクロゼットにしたり、洋室をなくし広々としたビリングにしたりすることができて、元の面影が全く分からなくなるほどおしゃれな部屋に仕上げたのです。

施主様はこだわりのあるセンスのいい方で、その自由な発想によってこのように素敵な空間が生まれたのです。

 

■カーテンの代わりに障子

まずは、ベランダにつなぐリビングの掃き出し窓。
普通ならカーテンをつけがちですが、あえて障子を取り入れることで、閉めておけば外の大通りやビル群が視界から外され、「和」の閑静の美を帯びたすっきりした空間になりました。

 

室内干しは天井に取り付けるタイプを採用。
天井の取り付け部分が薄く、ポールもスリムでインテリアのバランスを損なわないが、「ガチっと」簡単に取り外せるので(しかも軽い!)、使う時だけつけることも可能。それは便利ですね~

▲さがつくスタッフYが実際に外してみせると、「おおお」と声を上げた夫婦。

 

■床で変化を与える

つぎは、床。
キッチンとリビングが一体となっていますが、違う色合いと材質のものを使うことで、きちんと区切りをつけることができました

もう少し近づいてみるとこんな感じ👇


本物の木や石を使うと、価格が何倍も高くなってしまうし、手入れもより難しい。

予算やメインテナンスの時間が限られているなら、シートフローリングやフロアタイルも視野に入れると◎

その余ったお金を別の拘りに使うのも一つの手。

こう見てお判りでしょうか?
同じ長さのシートが同じ方向に貼り付けられているのです。

ほら、空間にまとまりができて、さらにすっきりした印象を与えますよね。
見た目の美観を確保したければ、材質で妥協し、張り方でビシッと決めるのもいいのかもしれません
防音の基準もクリアしていますよ。

洗面台のカウンターは近寄ってみたら何となくわかりましたが、浴室は本当にわからなかったのです。今の印刷技術はどんどんすごくなっているということなのですね。



 

ネットでいろいろ調べて勉強したり、VRで部屋を見回ったりするのもいいですが、
こうやって実際その空間にいて、自分の手で触ってサイズ感を確かめるほうが、
自分の求める部屋のイメージ像をつかめやすいというか、
何が自分に向いているか、さらに明確に見えてくるように感じます。

当日ご来場いただいた方の中には、すでにいろいろ勉強して知識豊富の方がいらっしゃいました。
それでも「こんなこともできるんですね」と、いろんな箇所に驚いていました。
やはり「百聞は一見に如かず」ということだったのですね。

いかがでしたでしょうか?

今回は多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。
これからもこのように「想像を膨らませる場」を作っていくので、ぜひまたお会いしましょう!(^^)/