間取りはこちら




 




最初のきっかけは「キッチンを広げたい」というご希望でした。
昨今はオープンな対面キッチンが多いですが、独立したキッチンがお好みということで、位置は変えずに元のものより大きいサイズのキッチンを入れました。




キッチンはトクラス製です。人造大理石のワークトップが特徴。
食洗機・オーブン・ゴミ箱収納もあり、機能が充実しています。
コンロまわりだけお掃除しやすいキッチンパネルにし、それ以外はタイルにしたことでデザイン性もUPしました。




リビングダイニングでお仕事をされることが多いということで、こちらも広さを確保しました。
LDと隣接した和室部分を壊して一体化。奥は書斎として使えるようにしました。
格子でゆるく空間を仕切っています。
尚、こちらの空間はクロス仕上げでなく塗り壁にしています。調湿効果・消臭効果が期待されます。




思い入れのある障子は残して、和室部分を洋室に変更。
窓際にデスクを置くため、壁にはちょっとした物が置ける棚板や照明を設置しました。
右側にはデスクが入るようぴったりサイズで収納を造作しました。

見せる収納ができるよう右側はガラス扉に。
収納内部に照明も入れてあるので、ディスプレイを楽しめます。

天井を一部張り伸ばし、間接照明を設置しました。
天井に光を反射させることで柔らかい光が部屋に広がり、落ち着いた空間を作れます。
キッチン横には大事にされているピアノを置くため、ミモザをモチーフにしたおしゃれなブラケットライトをポイントとして設置しました。




元々は押入と、洋室の収納だったところを繋げてウォークインクローゼットにしました。
右奥部分には来客用の布団が置けるように中段を設置。
右手前側と左側には可動式の棚板やハンガーパイプを設置して、洋服類をたくさんしまえるようにしました。
ウィリアムモリスのいちご泥棒のクロスがアクセントになっています。




こちらが洋室です。今までは書斎として使われていましたが、リノベーション後はこちらを寝室として使用されます。
ベッドで読書ができるように、壁に枕元用の照明を設置しました。




洗面化粧台は今までと同じく一面鏡を選ばれました。
壁埋込収納は撤去してニッチに変更。壁はタイル仕上げにして、とても素敵な洗面スペースになりました。尚、タイルはキッチンと同じものを選定しています。

鏡に映ったタイルも美しい

洗面化粧台とユニットバスの間には収納を設置しました。
ユニットバスのサイズを少し小さくしたことで生まれた空間に、ぴったりサイズで収納を造作しました。
2方面からそれぞれ収納することができて便利です。
内部にはコンセントも設けてありますので、ドライヤーや美容器具などを収納しながら使用できます。




ユニットバスはタカラスタンダード製を設置。
鋳物ホーロー浴槽で汚れや傷に強く、タイル仕上げの床で高級感があります。




トイレは収納付きのものを選定。
将来的なことを考えて手すりも設置しました。
淡いグリーンベースのアクセントクロスがポイントです。

チェリー柄の建具・フローリングに、淡いベージュやグレーで落ち着いた雰囲気のお部屋に仕上がりました。