今回ご紹介するのは、神奈川県横浜市保土ヶ谷区にある「峰沢団地」です。
リノベーション前の間取りはこんな感じでした。
和室3部屋と台所、リビングがある昔ながらの間取り。黒く太字の壁は構造躯体だと推測できます。
そしてリノベーションされた今の間取りはこちら
各洋室の壁を取り壊して、開放的なワンルームに!
さっそく室内に入ってみましょう
お部屋の広さは60.89㎡のワンルーム。1~2人向けのお部屋サイズで、とにかく解放感が抜群!
全体的に白色を基調としたモルタル壁と無垢材との相性もバッチリですね◎
昔のお部屋と比べてみるとこんな感じ。壁が取り払われ圧迫感が無くなったことが良く分かります!
キッチンはイケアの「メトード」シリーズを組み合わせたカスタム仕様になっています。
冷蔵庫はコンロ脇に置く感じでしょうか。シンクも作業台も広く、コンロは3口ついていて使い勝手も申し分なさそう♪
出来上がった料理は横のテーブルにスライド配膳し、食後も横のシンクにIN。
家事効率も大変良さそうです!
キッチンの真後ろはこんな感じ
キッチンの真後ろには洗濯機置き場とトイレ、洗面台、奥には浴室が配置されています。
洗濯機は生活感が出るので、普段使わない時はブラインドカーテンで目隠ししておきましょう。
洗面台入口の天井部にはカーテンレールがついていたので、着脱衣の際にはカーテンを閉めて目隠しする事ができそうですね。
浴室は1116サイズ。女性なら足を伸ばせそうなサイズ感です!
洗面鏡は収納付きで、毎日使うヘアセット材や歯ブラシを収納。生活感を隠せるようになっています。
トイレドアが面白い
トイレのドアを開けると、扉が2枚に折れ曲がる仕組み!
こちらは「中折れドア」と言い、開閉スペースは標準ドアの1/3のスペースまで節約できるとても優秀な建具。
狭い空間でドアが邪魔にならないよう、細部にまで手が込んだ水回りでした!
お部屋まで続くタイルの秘密
良く見てみると、玄関からリビングまで同じ素材のタイルが貼られています。
なぜお部屋の中までタイルが貼られているのかというと・・・
普段通勤で使う自転車やバイクをインテリアとして飾るというアイデアから、こちらのプランが採用されたそうです!
その発想はなかったー!
リビングまでタイルが敷かれてあるのも納得です!
ちなみにタイルは水に強い素材なので、多少の土汚れもすぐに落とせます◎
快適な暮らしに必要不可欠なアレ
バルコニーや共用廊下など外に面する部分には壁内に断熱材が貼ってあるんです。
一般的に、ぶち抜きスケルトンのような空間は断熱されておらず、夏と冬は肌寒い印象を持ちますよね。
ですがこちらのお部屋は断熱材の入った壁で、夏の暑さと冬の寒さをしっかりシャットアウトしてくれます!
バルコニーからの眺めも忘れてはいけません
方角は南東向きで日当たりはとても良く、目の前は畑が広がりのどかな風景。
ですが少し遠くに目を向けると横浜ランドマークタワーが!
都会と田舎のコンビネーションが絶妙にマッチして面白いです!