物件探しをしていると、営業の方に聞かれることの一つに広さがありますよね。きっと皆さんも
「どのくらいの広さが必要ですか?」
というセリフ、聞いたことありますよね。
では、50平米の広さと聞いたら、どのくらいの広さを想像するでしょうか。
1LDK?2LDK?
夫婦2人暮らし?子供と3人暮らし?
マンションでは多くの場合、数字上の広さだけで決めつけるのは間違いです。実は、広く感じる50平米もあれば、狭く感じる60平米という場合もあるんです。これを理解すると、物件選びに幅を持つことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
そこで今回は、広さだけで決まらない、間取りについて解説します。
面積が広いほうが、当たり前に広いんじゃないの?
当然そう思いますよね。
ではこの間取りを見てみましょう。

①
ちょっと広めの1LDKです。
では、次にこちら。

②
よくある感じの2LDKの間取りです。
ぱっと見て、どちらが広い物件だと思ったでしょうか?
2LDKなので、②の方が大きそう、そう思って貰えたら目論見通り。
①の方が広いとすぐに気づいた方は、広さに関する良い感覚をお持ちです。というのも…
①は約60平米
②は約50平米
実はこの①と②の間取り、約10平米も違うんです!
この2つなら、50平米の②の方が暮らすイメージができる、という方も多いのではないでしょうか。では、この2つの間取りは、なぜこうも違いがあるのか?
その一つは部屋の形状です。
よく見てもらえると分かりますが、②がきれいな長方形なのに対して、①は少し歪な形をしていますよね。
こうした部屋形状では、どうしてもうまく間取りを入れることができず、中途半端な部屋の広さや、デッドスペースが生まれやすくなってしまいます。
これはもちろん、極端な例です。
でも、もしうまく広く使える形状の物件があったとしたら。
数字上は想定よりも少し狭い物件でも満足行く暮らしができますよね。
そして、小さくなれば当然価格も安くなっていきます。
つまり、お得な物件が購入できるということに繋がります!
当たり前ですが、これは50平米に限った話では有りません。
ぜひ、広さに対する考え方を柔軟にして、自分にとって最適な物件を幅広く探してみてください。
もし間取りの広さについてご興味がある方は、実際に50平米の広さの物件で建築士が間取りについて解説する「さがつくセミナー」に、ぜひご参加ください。
【約50㎡で、おすすめの物件はこちら↓】
未来予想図
文京区 / 54.22㎡ / 2LDK+WS / 3,474万円(物件価格3,299万円+リノベ価格175万円)

光と風を感じて
豊島区 / 50.97㎡ / 1LDK / 5,161万円(物件価格4,500万円+リノベ価格661万円)

魔法を少しだけ
文京区 / 50.99㎡ / 3DK / 5,065万円(物件価格4,980万円+リノベ価格85万円)

Vintage
新宿区 / 51.50㎡ / 2LDK / 5,233万円(物件価格4,560万円+リノベ価格673万円)
